森崎建築設計事務所は「キッチン」と「家事動線」を軸にした住宅・家づくりを得意とする北九州の一級建築士事務所です。

新興住宅地に建つ若い夫婦の為の小住宅です。将来、家族が増える事を予想して、13畳分の子供室が増築できる計画となっています。室面積を確保するため、廊下をつくらず、家の中央を建具で仕切る事で表と裏の動線を創り出す工夫をしています。リビングの開口部は木建具となっており、ガラス戸を含め、全て壁の中に引き込める計画になっています。キッチンは対面式のセミオープンタイプですが、リビングと庭と玄関来訪者がチェックできる位置にあり、2階のスタディルームとは吹抜けを介してコミュニケーション出来るようになっています。バルコニー下と玄関土間は家族みんなでコンクリートにビー玉を埋めました。